大型三軸圧縮試験
大型三軸圧縮試験とは
ロックフィルダム、空港盛土、道路・鉄道盛土等の大型土木構造物は、粒径の大きな粗粒土を用いて建設されます。
小型の三軸試験機では試験が困難な粒径の大きな粗粒土に対応するため、大径供試体(直径200~300mm)を使用することで、原位置の地盤を構成する粒度に近い状態を再現できます。
三軸圧縮試験で得られた圧密応力に応じた圧縮強さを、モールの破壊理論とモール円を用いて、複数のモール円に包絡する包絡線を用いることで、破壊時のせん断強さを求め、強度定数を求めるがことができます。
当社は、大型三軸圧縮試験機を導入してから48年の実績を誇ります。
この長い歴史の中で数多くの試験を行い、信頼性の高いデータを提供してまいりました。
また、試料調整のための十分な敷地を完備しており、効率的かつ正確な試験が可能です。
目次
試料搬入
試料調整
試料調整
供試体作製
突固めによる供試体作製
供試体作製
振動締固めによる供試体作製
供試体作製
キャップを供試体上端に載せゴムスリーブで覆う
圧密・せん断
解体
2. 試験試料の受け入れ
現場で採取した試料を詰めたフレコンパックの荷受けが対応可能。
フォークリフト完備
3. 試験に必要な試料の量
φ300mm×H600mmは,1供試体100kg程度必要(最大粒径53mm)
φ200mm×H400mmは,1供試体 30kg程度必要(最大粒径37.5mm)
ご依頼時の確認事項
ご依頼の際にいくつかの試験条件などを確認させていただきます。
1. 大型三軸試験の試験粒度
試験目的に応じてここでは3種類の粒度設定の例です
1) せん頭粒度
原粒度をオーバーサイズカットした粒度
(試験最大粒径に合わせて調整した粒度。一般的な試験に使用される粒度)
2) 相似粒度
原粒度を相似にした粒度
(試験最大粒径を基に、原粒度と同じ粒度均等係数を持つ粒度になります。この方法は、主に盛土材料の適否を判定する際に使用されます。)
3) 置換粒度
例えば5mm以下の粒度分布はそのままになるように調整した粒度など
(原粒度の5mm以下割合を合わせるなど)
2. 大型三軸試験の試験密度
試験目的に応じて2種類の密度設定の例です。
1) 現場密度を用いる
礫が大きい場合は礫補正を行う(現場での強度確認)
2) 締固め試験を用いる(含水比変化 又は エネルギー変化)
締固め度を設定,相対密度を設定する(品質管理値での強度確認)
3. 大型三軸試験の圧密応力
主に土被り圧や盛土高などから設定されます。
例えば 50、100、200kN/m2 または、50、100、150kN/m2など
当社へのご依頼から試験成果の納品
ご依頼いたただき、試験着手から概ね1か月で試験成果の納品となります。
お急ぎの場合はお知らせください。
1. ご依頼の流れ
納期と試験条件の確認
御見積書の作成
見積金額の確認
初回のお客様への手続き
2. 試験期間
大型三軸圧縮試験は、試料調整を含む試験条件により試験期間が異なります。
例えば、せん頭粒度で試料調整後、圧密排水(CD)三軸試験で1試料2~3週間が目安となります。