繰返し三軸試験 室内土質試験 地震時の液状化に伴う力学特性や地盤の剛性を求めるためには、繰返し載荷による力学試験を行います。 当社では、繰返し三軸試験装置を各種設置し、多様な供試体サイズや載荷方式による試験を行っております。 繰返し三軸試験摘要 試験項目 基準番号 試験日数 備考 繰返し載荷+単調載荷試験 - 14~ - 土の繰返し非排水三軸試験(液状化試験)(詳細:パネル(繰返し三軸).pdf) JGS 0541 3~ - 地盤材料の変形特性を求めるための繰返し三軸試験(詳細:パネル(繰返し三軸).pdf) JGS 0542 3~ - 各種試験機仕様 用途 :液状化 供試体径:5 cm/7.5 cm 荷重計 :~2 kN 変位計 :40 mm 側圧 :700 kPa 用途 :液状化,変形特性 供試体径:5 cm/7.5 cm/10 cm 荷重計 :~5 kN 変位計(外部変位計) :40 mm (GAPセンサー):4 mm (LDT):供試体高さの1%程度まで 側圧 :700 kPa 用途 :液状化,変形特性 供試体径:10 cm/15 cm 荷重計 :~20 kN 変位計(外部変位計) :50 mm (GAPセンサー):4 mm,8 mm (LDT) :供試体高さの1%程度まで 側圧 :700 kPa 繰返し載荷+単調載荷試験 図1 繰返し載荷+単調載荷試験の例 当社所有の繰返し三軸試験装置は、応力制御による繰返し載荷からひずみ制御による単調載荷への移行が可能なことから、繰返し載荷履歴を与えた供試体の強度特性を求めることができます(図1)。 特に、近年は、ため池のレベル2地震動に対する耐震性能照査が進められています。修正ニューマーク-D法による検討(表1)では、物理特性から力学特性まで様々なパラメータが必要となりますが、当社試験室では、検討に必要な全ての試験を実施可能です。 表1 修正ニューマーク-D法の検討における繰返し載荷+単調載荷試験条件の例 試験方法の概要 供試体No. 繰返し応力振幅比 繰返し載荷から単調載荷へ 移行する際の両振幅軸ひずみDA(%) 繰返し載荷でDA=10%まで 載荷を行い単調載荷へ移行 1 SR_1 10 2 SR_2 3 SR_3 4 SR_4 繰返し載荷でDA=1, 3, 5, 7% 付近までの載荷を行い 単調載荷へ移行 5 供試体No.1~4の 繰返し載荷試験結果 から求めたSR20 1 6 3 7 5 8 7 室内土質試験 関連する試験・調査 コンクリート・骨材試験 大型材料試験 物理試験 配合試験 圧密・透水試験 土の強度試験(圧縮) 室内試験設備一覧 岩石試験 安定化試験