安定化試験 室内土質試験 安定化試験 突固めによる土の締固め試験、CBR試験、締固めた土のコーン指数試験などの安定化試験によって求められたパラメータは、盛土の品質管理や材料規定の検討などに用いられます。 突固めによる土の締固め試験 異なる含水比の試料を6~8モールド分用意し、各試料を所定のエネルギーで突き固めることで、一定のエネルギーにおける乾燥密度と含水比の関係が求められる。 これらの結果は、主に盛土の密度管理に用いられる。 CBR試験 所定の方法で作製した供試体を一旦水浸し、供試体を膨張させた後に、直径5 cmのピストンで12.5 mmまで貫入する。 これらの測定結果から所定の貫入量における荷重強さを求め、CBR(%)を算出する。結果は、主に道路の舗装設計に用いられる。 締固めた土のコーン指数試験 所定の方法で作製した供試体に、コーンペネトロメーターを貫入し、貫入時の抵抗力を用いてコーン指数qc(kPa)を求める。 結果は、建設発生土の土質区分や、軟弱地盤のトラフィカビリティの確認などに用いられる。 安定化試験摘要 試験名 規格番号 試験日数 必要量 備考 突固めによる土の締固め試験 JIS A 1210 3~ 直径10cm:約20kg 直径15cm:約40kg – 締固めた土のコーン指数試験 JIS A 1228 2~ 約15kg – CBR試験 現状土 JIS A 1211 6~ – 荷重:~100kN 設計 6~ 約20kg 修正 6~ 約60kg 試験状況 JIS A 1210 「突固めによる土の締固め試験方法」 JIS A 1228 「締固めた土のコーン指数試験方法」 JIS A 1211 「CBR試験方法」 (貫入試験状況) 室内土質試験 関連する試験・調査 土の強度試験(圧縮) 配合試験 大型材料試験 圧密・透水試験 物理試験 室内試験設備一覧 岩石試験 繰返し三軸試験 コンクリート・骨材試験